最近聴いている音楽

忙しいか、忙しくなくても疲れているか…「書く時間をつくりたい」と言っていたのに、また長く空けてしまいました(^^;あまり書かないと表現にも自信が無くなって(元々たいした文ではないですが…)、さらに意欲がそがれてしまうという状態にはまってしまうんですよね。この前の更新も、今読み返すと変なところがかなりありますし、そういうのを見ているとかなりしんどいものがあります(笑)
とはいえ、書かないというのも何だか落ち着かないわけで…いろいろ日記的なことで書きたいこともあったのですが、もうどれから書いていいか分からなくなってきたので、とりあえず最近聴いている音楽のことでも書こうと思います。ひとつの逃げ道ですね(笑)前回の更新くらいからいくつかレンタルしてきました。

上3つはJ-POP…私にしては素直な選曲ではないかと思います(笑)「Dreamland」なんかはあちこちで耳にしますし。
「Dreamland」はBENNIE Kの最新シングル。BENNIE Kは、昨年発表されたシングル「サンライズ」でも気になっていたのですが、知ったのがかなり流行ってきてからで、ひねくれものの私としてはなんとなく敬遠してしまっていました…別に流行っていようがいまいが、そんなことは純粋に音楽を聴くのに関係ないのですけど(^^;で、そのひねくれものが今回はなぜ借りたのか、ということになりますが…それは単にすごく気に入ったからです(笑)何が、と言われると困ってしまいますが、元々ノリのいい曲は好きなんですよね。最近聴いている曲、特にここで紹介している曲がいろんな意味でマイナーなので、イメージと合わないかもしれませんが、たとえば…hitomiだとかはけっこう聴きますし、ここで何度か触れたEvery Little Thingにしても今となってはおとなしい雰囲気の曲が多いですが、前はけっこう派手な感じでしたよね。いつもひねくれた音楽を聴いているわけではないんです(笑)
星村麻衣も私がいつもここで書いているような音楽とは少し違うかもしれません。とてもポップなイメージですよね。私が星村麻衣を聴き始めた(といっても網羅しているわけではありませんが)2003年に発表された「GET HAPPY」というシングルですが、これもかなりポップな曲でした。ピアノを弾くにしてはラフな格好で*1、しかも何故か立って演奏したりするので、見た目ばかりだと捉えられがちな人ですが、実際聴いてみると曲自体はとても真面目に作られていると思います。ぱっと聴いたところでは派手な感じの「GET HAPPY」にしても、基本的な作りとしては型どおりといってもいいほど定石通りのものですし、今回のシングルにいたってはポップだけでなく他のジャンルの要素なんかも取り入れて、音楽的な面での挑戦も面白いものがあると思います。ただし歌詞についてはそれほど特筆すべきところはないかもしれません…音のほうと比べると残念ながら平凡です。まぁ、個人的には声が好きなのでそれで十分かな(結局とても主観的・笑)
Naoのシングルを借りたのは初めて…というか、この曲で初めて存在を知りました(笑)ラジオで聴いて面白かったので借りてみたのですが、Naoというアーティストについては全く知りませんでした。いくら私が最近のヒットチャートなどに疎いといっても、名前を全く知らないというのは、やはりそれほどメジャーでは無いということだと思いますが、ケツメイシのRYOJI(私はこちらの方面に疎いので顔も浮かんできませんが笑・)がfeaturingしているということは、もしかしてけっこう力が入れられているシングルなのでしょうか…すいません全然分からなくて(^^;音は上の2つに比べると癖があるかもしれません。ラジオでorange pekoeBONNIE PINKの間で鳴っていたといえば少し分かるでしょうか(笑)ケツメイシのRYOJIが参加しているということで、ラップはもちろん入っているのですが、音が少し外してあったりするんですよね*2。要素としてはJazzなのかな…あまり分からないのですが、個人的には心地よい音だと思います*3
John ColtraneはSax Player。ジャンルはJazzです。なんとなく名前を知っているだけで、聴いたことは無かったのですが、Jazzの古典を借りたいなぁと思ってTSUTAYAでJazzのコーナーへ寄ったときに、なんとなくこのアルバムに手が伸びました…他にも何人か、Jazzの大家と私でも分かるアーティストがいたのですが。で、帰って聴いてみたのですが、これが難しい(^^;日本版のライナーノーツやインターネットでのレビューなんかを読むと、この人のアルバムの中でもかなり難解な版のようで、初心者向けでは無いということが書いてあったりもします(笑)Coltraneという人は宗教的なものに対して非常な興味があり、東洋哲学に傾倒した人物だそうです。そういった中で、神から啓示といったものを受けるという体験をし、そのことに対する感謝の念を表したのがこのアルバムだというわけです。おそらく、本当にこれを理解するためには、聴き手は音楽的なバックボーンはもちろん、宗教的な面でのバックボーンも必要とされてくるのだと思います。
今の私にはそのどちらも無いわけで、理解という点においては程遠いのでしょう。とはいえ、それはこのアルバム、このアーティストに限った話ではなく、何度聴いても理解に至らないアルバムと言うのは数多あるわけで、それでもやはりそれを聴くことには意義があると思います。それはもちろん少しずつ理解に近づくということもありますし、そこを目指さなくとも、聴いて面白く感じることはあるはずですから。そのとき理解の次元や、そのものから感じることの次元が、聴く人によってかけ離れたものだとしても、それを許容して、全てでは無いにせよいろいろな立場から楽しめるものがあるのではないか、そして本当に優れた音楽・芸術というのはそういったものなのではないか、と。おそらく理解には程遠い私が、このアルバム「A Love Supreme」を聴いて首を傾げながらも何か感じるところがあるのは、そういったことから来るのかな、と思います。

*1:こう書くと、語弊があるかもしれません…
なぜかJ-POPでピアノを弾き語る女性アーティストって、よく言えば清楚、悪く言えば地味な感じのイメージ作りをされている人が多いように思います。普通に考えれば楽器によってそういうイメージがあるというのはおかしなことで、そこには何の必然性も無いですよね。星村麻衣はそういう型にはまっていないだけで、何も特別派手なわけではありません(^^;

*2:正しい表現ではないですよね…音楽的にはどう言うんでしょうか(^^;

*3:紹介としてはこれでいいんでしょうか(^^;やっぱりもっと勉強しないといけないですね…