軽い(?)紹介

ここ何日かサークルのHP*1からのアクセスが多いですね。先週の金曜日に演奏会があったので、そのせいでしょうか。あ、あとアクセスといえば…「GARNET CROW+kenken」という検索で来られたのはいったい誰なんでしょうか(笑)?別にGARNET CROWのファンサイトでは無いのですが(^^;
GARNET CROWのシングルについてはまた詳しく書くと言っていました。詳しくというか、書きたいことはいろいろとあるのですが、それをちゃんと書き始めるといい加減終わらなくなるので、少し軽めに書いておこうと思います…この間はほとんど中身がありませんでしたから。
表題曲は「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」…前にも言いましたが改めて書くと変な題名ですね(笑)まずは歌詞から。GARNET CROWを語る(私のは語るというほどのレベルじゃないですが…)上で欠かせないのはやはり歌詞だと思います。この曲の歌詞は今までより少し抽象的ではありますが、その根底にあるのはこれまでと同様に人間、それも人と人との関わりについてでしょう。
前のアルバムで繰り返し語られた(と私は思っています)のは「無常」というテーマでしたが、それはこの曲においては少し影をひそめ*2、それを越えたところでいかに生きるかということを語ろうとしたのがこの詞ではないでしょうか。そう捉えた上で改めて歌詞を読んでいくと、いかに生きるかという、この先の出来事がつまりは「明日」であり「夢」であって、そこへ辿り着くまでの課題みたいなもの、そして辿り着く先が歌われているんじゃないかな、と深読みすることも出来ると思います。「集メル HEAVEN」はアニメの題名と掛けてあるので、それほど深い意味は無いのかな。
あと、歌詞の中で出てくる「ノヴァーリス*3」の「青い花」については著者の名前を聞いたことがあるくらいで、どういう作品なのかは全く知らないので、これについて今は何も言えないのですが、また今度図書館で借りてみようかと思っているので、もし読んだときにはここに何か書くかもしれません。
…軽めじゃなくなってきましたね(^^;カップリングはいい加減軽く書きます(笑)2曲目「Circle Days」は上で述べたように「無常」がテーマですが(断言していいのかな・笑)、個人的にはそのことよりもこの曲全体の雰囲気が好きです…何と言ってもきれいですよね。マイナーな調子で始まるメロディーラインから最後に2つ続くサビまで、ある意味で最近のGARNET CROWが目指してきた形が曲の面ではかなり完成してきたのでは無いかと思います。いや、何か偉そうなことを言っているように見えるかもしれませんが、今までGARNET CROWを聴いてきた人なら分かっていただけるのではないでしょうか。実際、私の周りのGARNET CROW好きの人はシングルの中でこの曲がツボだという人が多いようです。
最後は「いつかまた会いましょう」。GARNET CROWにしてはかなりストレートな題名ですが、曲はかなりひねった感じ…Jazz、特にBossa Novaのような要素を取り入れて、今までのGARNET CROWにはあまり無い音作りになっています。GARNET CROWよりはむしろRamjet Pulleyに似ているかなと思いますが…まぁ知っている人はほとんどいないグループを引き合いに出しても仕方ないですね(^^;個人的にはこういった音が好きなので、ぱっと聴いてすぐに引き込まれましたが、今までのGARNET CROWを好きな人はどう感じているのでしょうか…GARNET CROWがこういったJazzの要素を取り入れてきているのは確かですし*4、これからも取り入れられていくのだとは思いますが。
何か脈絡の無い文になりましたが、久々に少ししっかりと音楽の紹介をしてみました…長い間書いていなかったので、どうも拙いものになってしまいましたが。あんまりさぼっちゃいけないですね(^^;

*1:http://akogihpde.gozaru.jp/index.html

*2:このテーマは2曲目の「Circle Days」で再び語られることになります。

*3:ノバーリスとも書くようですが、スペルは「Novalis」なので、「ノヴァーリス」のほうが表音としては正確かと思います。

*4:上では書きませんでしたが、「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」のIntroもJazzyですよね。