濃かった

濃かった…今日はなかなか濃い、充実した授業が多い1日でした。
火曜は取っている授業は2限からなのですが、いつもどおり2限にあるドイツ語の宿題をしていないので(いいかげんもうちょっと前にすればいいのですが…)、1限が始まる時間に学校へ。いつも図書館でするのですが、今日はいつもより異様に空いていました。そういえば昨日の英語も人が少なかったです。学園祭の準備等がある人もいるようですが、それだけでこんなに変わるとは思えないので、いくらかは夏休み後学校へ来なくなった人がいるんでしょうね。ちなみに、宿題のほうは2つある大問のうち1つをして断念しました(笑)
そして、そのドイツ語。後期になってから、覚えることが急に多くなったような気がします。この間、形容詞から今学期は始まって、今日は過去基本形・過去分詞についてでした。ドイツ語はかなりシステマティックに出来ているので、基本をしっかりすれば+αで文法はかなり出来るようですが、ルールがけっこう増えてくるとなかなか大変です。私の場合、前期にしたことをけっこう忘れていたりもしているので、余計です。
3限の「エネルギーの利用」。ごめんなさい、今日これだけは眠かったです(^^;特別つまらないことを話されているわけではないのですが、生半可に知っていることが多かったりしてどうしても集中しきれないんですよね。それにお昼の後、眠くなりがちな時間帯にあの部屋の暖かさはかなり辛いものがあります(笑)
今日かなり驚いた授業の1つが4限の「生物学のすすめ」でした。もともとかなりしっかりと筋が通っている先生なのですが、前期ではそれを表に出さずに授業をされていました。ぼーっと聴くとただの雑学みたいだけれど、実は毎回その後には共通した思想がある、そんな授業でした。しかし、さすがに雑学っぽくみえるものばかりやっていては…と思われたのか、前回、後期初めの授業ではまじめそうな感じの授業をされました。今日はそれがさらに強く出て、およそ同じ授業とは思えないくらいに「生物学」らしい授業だったので、驚いてしまったのです、ちょっと失礼ですけど(笑)内容としては、日本と欧米での自然に対する意識の違い、まだまだ日本では欧米に比べて自然保護の考え方が遅れているという話でした。実際に先生が今年の夏アメリカの国立公園に行かれた話をもとに、そういう公園に対する政府のありかた、そして一般の人の意識について、さらにはそこから教育とは何ぞやといったところにいたるまで話され、かなり濃い1時間半でした。受講人数がこれまた驚くほどに少なかったため、逆に先生も話しやすかったのかもしれません。
そして何より今日一番充実していたのは5限の「宗教と平和」でした。この授業の担当をされる先生は、前期の「宗教と倫理」でも講義をされた先生がほとんどなのですが、今日担当された京都大学の岡真理先生(本当に良かったのであえて実名を書きます)だけは前期に担当をされなかった先生でした。初めてなので、楽しみにしていたのですが、その期待を大きく上回る講義でした。友だちとキャンパスプラザ前で待ち合わせて、一緒に受けたのですが、2人とも終わった後感動しっぱなしでした。内容や、何が良かったのかということを私が書いても、あの講義のすごさは絶対に伝わらない自信があるので書きませんが、とりあえずよかったということで。もし、来年も担当されるなら、京都の学生は、この講義を1回聴くためだけにでも「宗教と平和」と取られることをおすすめします。それくらい本当によかったです。他にもキャンパスプラザで岡先生の講義で取れるのはあるのかなぁ…

追記:岡真理先生は「宗教と平和」だけでなく、年によって「宗教と倫理」を担当されていることもあるようです。