靴磨きと姿勢についての備忘録

こんなに多くの出来事に見舞われると、心にどうしても波が立つのだなぁ、と思います。
いつもお世話になっている梅田の靴職人にお会いして、自分の仕事を確立している方でも、こうした不測の事態*1に少しお疲れのようで、一人で食事するのが好きなはずなのに、お誘いいただいてご一緒した次第です。


きっとどんな人間だってキャッチボールできる相手がいないと、塞いでしまうのだなぁ、というのは、少し変なまとめ方ですが、そうとしか言えない。
今回はごく簡単に靴を診てもらっただけですが、半年以上前にした大掛かりなリペアと現況を比較して、歩き方のヒントまでもらえるのは、やはり彼がプロフェッショナルなのだからだと思います。
彼の言葉を借りるなら、対峙する相手のより良い生活のために自分の技術や知識で出来ることを精一杯提供する、ということですね。
自分の今後の歩き方を教えてもらった夜でした。

*1:大阪を襲った台風の傷痕は、梅田界隈でも凄まじいものでした