京都市民

 ということで(?)、転入届を出してきました。実際に住むのは来週からになりますが、これでひとまず京都市の市民となります。ゆくゆくは京都で暮らしていきたいと思っているので、ひとつ前進といったところでしょうか。四条大宮の近くということで、今更大学の近くとなりますね(笑)またお近くの方には引っ越しでお世話になるかもしれません。
 
 昨日,一昨日はその京都でぶらぶらと過ごしました。A先生を囲む会は、大学時代に受けていた授業を受講していたメンツで2年前から開いているもので、今回で3回目の開催となります。いつも授業の延長になるような雑談(というか授業が雑談の延長?笑)をさせていただいているのですが、今回も相変わらず哲学から漫画,ラーメンズに至るまで広範な話題が展開する会になりました。変わっていたのは長髪だった先生の髪が1ミリになっていたことくらいでしょうか(笑)ちなみにお店は寺町二条の「LE BOUCHON*1」。初めて行きましたが、前菜,メイン,デザートとついてあの値段であれば悪くないように思いました。特別洗練されているというわけではありませんでしたが、味も安定していそうですし、普段遣いにはちょうど良いかもしれません。ただ私の場合、あのあたりとなると、ついつい顔見知りのトラモントに行ってしまいがちですが。
 解散した後は烏丸六角にあるホテルモントレ*2へ。昨年の春に泊まって以来の宿泊でした。雰囲気が良く丁寧なサービスが受けられる割にお手頃なので、気に入って使っています。今回は特に少し広い目のお部屋が1000円の値段差で泊まれたので、ゆったりと過ごすことができました。
 朝はイノダコーヒで優雅に(笑)ちょっと値上がりしていましたが、あのボリュームと質なら…と思ってしまう私です。贅沢には違いないですが、こういうものに対する投資は惜しまずしていたいな、と思います。観光地化してしまっている感も否めないですが、京都に愛着のある人間として京都に投資している気持ちもありますし。きっとちゃんと住まいを定めてからも、ときどき足を運ぶことになるお店のひとつになるでしょうね。
 昼は相方さんに紹介してもらって、京都現代美術館何必館で開催されている「-十牛図に挑む- MAYA MAXX*3」へ行きました。哲学科でT先生の宗教学を受けた人であれば皆さんご存じの(笑)十牛図が再解釈されている展示です。元々様々な解釈がされている絵なのだそうですが、今回されていた解釈には圧倒的な力を感じました。自然への回帰というのが十牛図のひとつのテーマかと思いますが、圧倒的な自然への畏怖が表れた作品なのかもしれません。私が一番気持ちよかったのは、何必館5階の吹き抜けから見える青空でしたが(笑)
 感性に良い刺激を得られた2日間でありました。

*1:何も載っていないページですが、参考までに…

LE BOUCHON

*2:

ホテルモントレ京都

*3:

MAYA MAXX 展