何日ぶり、などと書くのも躊躇われるほどになってきましたね(^^;見に来てくださっている方がおられるとしたら、非常に申しわけないです…一番忙しかったところは過ぎたのですが、そのときの疲れが残っていて、更新どころか好きなことをする気力もあまり無い状態が続いていました。
近況報告なんかも含めて、いろいろなことをまとめて書いていきます。
まずは前々から書くと言っていた、音楽のことから。最近*1買ったのは次の3枚。ここのところCDを買うペースが落ちています。

買うペースが落ちているのは、紛れもなくあのライブが原因ですが(笑)、ライブに影響されてさらにFOURPLAYにお金を使ってしまいました。実は、他のCDを買うつもりでJEUGIAに行ったのですが、近くに並んでいたこのCD「FOURPLAY」が気になって、こちらを買ってしまいました…今は逆に買う予定だったほうが欲しくなっていますが、これはまぁどちらを買っていても同じことでしょうね(^^;無いものねだりというか。で、このCDですが、実はまだあまり聴けていません…買ったあと2日ほど聴けなかったというところから、私としてはかなり異常ですが、そのあともあまり聴く時間が持てていません。聴く時間というよりも聴く気力が無いんですよね。買ったらいち早く聴きたいと思うのですが、聴き始めてもちっとも集中出来ない状態が続いていました…単に睡眠不足なのですが(^^;昨日・今日あたりで少しまともな睡眠を取れましたし、明日からも早く寝られる日が続きそうなので(このあたりの話はまた後でも書きます)、また気力が回復してきたときにでも改めて聴きなおして、詳しい感想を書くことにします。
他の2枚はいつもどおりのあの人(笑)、浜崎あゆみです。「MY STORY」は先行したアルバム「MY STORY」をクラシックアレンジしたもの…ただし曲はいくつか削られ、曲順も完全に改められています。元々のアルバムは、打ち込みやバンド形式の音が多いので、クラシックアレンジが上手くいくのかな、と思っていたのですが、大胆に解釈し直されてなかなか面白く仕上がっている「ものもあります」(笑)残念ながら、いくつかの曲は原曲のイメージに囚われて(もちろん原曲は重要だと思いますが)、クラシックに直した意味がいまいち分からないものになっていると思います。クラシックに疎い私には、クラシックとしての完成度だとかは分かりませんが、せっかくアレンジするのなら、もっと原曲から離れたようなもののほうが面白かったんじゃないかな、と。元のアルバムに比べて、いまいち流れが見えないようなところもあるので、どうせClassicalと銘打つのなら、まとめて交響曲的なものにしたら、と素人の私なんかは思います。
「STEP you / is this LOVE?」は浜崎あゆみの最新シングル。浜崎あゆみとしては珍しい両A面の形*2を取ったシングルです。上にも書いたように、あまり金銭的に余裕が無いので、買うかどうか迷っていたのですが、レンタルするとなると、それはそれで時間があるときにしか出来ないので、結局発売から1週間ほどして買いに行きました。初回版を買えば、レンタルでは見られないDVDが付いてきますしね。買って帰って、まずはいつもどおりCDから聴きます。最初の印象はあまり良くありませんでした…先ほどから書いているように疲れ気味だったので、感受性が鈍っていたんだと思います。同じ曲でも疲れているときと精神的に充実しているときとでは、大きく捉え方が変わってしまうんですよね。このときは全然ピンときませんでした…曲をほとんど知らないままで買ったのはまずかったかな、なんて自分が鈍っていることを棚に上げて思ったり(^^;DVDは少ししてから見ました。こちらは完全に逆の印象…ぼんやりしていた私でも、かなりインパクトがありました。正直に言うと、映像が含んでいる意味については、半分も理解出来ていないと思いますが、それだけに何度か見ても新たな発見があって面白いですし、そういう難しいことを抜きにしても十分見られる、そんなビデオクリップです。それに、これを見てからCDを改めて聴くと、また違った聴き方が出来るようになりますね。DVD付を買ってよかったな、と思います。
普段、お金を使うとしたらほとんどはCDだけですが、先月(「今月」と言えるうちに更新したかったなぁ…)は珍しくマンガを買いました。

比叡平から京都のほうへ山を下りると、北白川といわれるあたりになるのですが、そこに「ガケ書房」という本屋さんがあります…ぱっと見では本屋どころか何の店かさっぱり分かりませんが(笑)文字どおり「ガケ」のような造形の建物に、車が突き刺さっているという、何とも謎なお店です。外観から想像がつくとおり(いや、それ以上に・笑)中も相当変で、置いている本はかなり偏っています。何と言うか、日頃それほど本(マンガも)を読まない私には説明出来ないほど、マニアックなので、詳しく知りたい方は適当に検索でもしてください(笑)「ガケ書房のレシート」というHPがすぐに見つかると思います。店の外観なんかも載っているので*3、ここでだらだら説明するよりずっと分かると思います。
で、買った本ですが、これもやはり普通*4のマンガとは言い難いでしょうか。「絶対安全剃刀」は高野文子という人の書いた短編ものを集めた作品集。個々の作品は70年代後半から80年代にかけて書かれたもので、掲載された雑誌名を見るに少女マンガの部類に入るようですね*5。個々のテーマは多岐に渡りますが、どれも女性の視点というものがとても強調されているという点で共通する部分があります。これを読むと男性も女性の視点に近づいていける気がする、そんな作品だと思います。もちろん男性が女性の視点・感性を完全に理解することは出来ないですが、これをそういう作品と見るというのはひとつの見方だと思います。
「Forget-me-not」はうって変わって、最近の作品。しかもこちらはかなり男性的な視点です。何が男性的な視点かって、女性の描き方ですね。表情にしても、プロポーションにしても、女性が女性を描くときにこうは描かないんじゃないでしょうか*6。でも、この絵はそういったところに収まらないものでもあって、そこが魅力だと思います。私がこの本を買った理由の一番は「絵」でした…まずカバーの絵が好きになる人だったら、その理由だけで最後まで読めると思います。はっきり言って、初めに絵から受ける印象と話の内容はまず一致しないと思いますが(笑)、絵を見ていくだけでも十分楽しめますし、買うだけの価値はあるんじゃないでしょうか。私も話の内容には不可思議だと思うところがいくつかありますが、それでも見ていて(「読んでいて」では無いところが重要・笑)楽しいですし、そこが好きになれば「読む」のも自然と面白くなってきますよね。「ん?」と首を傾げながらも、読み進ませてしまうのはある意味この作品の力なのかもしれません。
最近買って面白かったものはこれくらいでしょうか…あ、あと届いたものがありました。例の湯呑です*7(笑)写真を見ていただければ一目瞭然ですが…

明らかに歪んでいます(^^;普通の湯呑ではまずあり得ないような歪み方…側面に適当に引いた線が何となくそれらしさを出してくれていますが、誤魔化しきれていませんね。ひねくれ加減が私らしいということにしておきましょうか(笑)
上に書いた「早く寝られる日が続く」という話。ボーイスカウトの話なのですが、これはもう少ししてから書くことにします…いい加減長くなってきたので(^^;



*1:最近といっても、ここでの「最近」の定義はだんだん長くなってきていますが(笑)

*2:実際には3曲A面だとか4曲A面というのがありますが…

*3:ガケに刺さっている車は最近、また色が変わったので、載っている写真とは少し雰囲気が違いますが、まぁ通って見過ごすことはまずあり得ない、という点では変わりありませんね(笑)

*4:何だったら「普通」なんだ、という話もありますが(^^;

*5:今の時代としては、相当マニアックな本になると思うんですが、それに加えて私はちっともマンガを読まないので、この筆者についても全く予備知識はありません。何となく目に留まってぱらぱらと見てみたら(ここの本屋では、立ち読み用のサンプルが何冊かにひとつ置いてあります)、面白かったので買ったというだけです。もう1冊の「Forget-me-not」も同様の経緯で買いました。

*6:故意に描くことはあるのかもしれませんが…そのときの視点は「男性的なもの」と言っていいと思います。

*7:3月6日の日記をご覧ください。