今日は、朝早くからボーイスカウトの用事で出かけてきました。今度の祝日に団ラリーという行事があるので、その準備です。団ラリーは年に1回ある団*1全体の行事で、今年はキャンプサイトの再現をしたものを展示するというのがメインのプログラムになるそうです。今日はその展示物のパーツ作り(といっても竹を切るくらいですが)、そして試しに組み立てるという作業でした。
ボーイスカウトの他団が持っている広場に朝8時に集合ということで、家を出るのは7時半…学校へ行くより早いくらいです(^^;10分くらい遅れて親の車で家を出ました。それほどしっかりした集まりでもないので、みんなが時間ぴったりに集まるというわけでもなく、着いた順でいうとこれでだいたい真ん中くらいでした。ちらほら人が集まり、道から少し入った広場まで移動します。広場といっても大したところではないのですが、ここは展示物の材料となる竹に囲まれているので、わざわざ竹を運んでくる必要がありません。図面を作ってきていただいていたので、竹を切り倒し、図面どおりの長さにしていきます。切り終えると、組み立て。ビニールロープで組んでいきます。作ったものは、調理台と食器置きを兼ねたもの、工具置き、立ちかまど*2です。これらは「工作物」と呼ばれていて、実際のキャンプでは、キャンプサイトの近くにあるものを使ってこれらの工作物を作る…のが理想です(笑)最近はそれほど長いキャンプをしないので時間的にあまり作れないですし、スカウト(私も含めて)の技術も未熟なので、あまりこういうものを多く作ることは無いというのが実情です。ビーバーやカブのスカウトにキャンプサイトとはこういうものだよ、と見せるのが今回の趣旨のようですが…まぁ、見て面白いのでそういう点ではいいのかもしれません(^^;
2時間そこそこで今日の作業は終了しました。私なんかは足をひっぱっていたような気もしますが…力が無いというのが最大の点です(笑)あさって本番なので、また写真を撮って載せるかもしれません。

*1:ボーイスカウトの中で、隊より1つ大きな組織です。いちおう補足しておくと…ボーイスカウトの組織は次のようになっています。まず、全体を統括するものとして「世界連盟」というものがあり、その中には各国の連盟、日本で言えば「日本連盟」というもの、またその中に各都道府県の連盟があります。で、初めに言った「団」というのは、その都道府県を細かく分けた1地域を受け持つ単位です。そして、各団はそれぞれ年齢別に隊に分かれています。この隊については今まで何度か書きましたが、少し簡略して繰り返しておくと以下のようになります(それぞれ「○○スカウト」と書いているのが隊で、隊は正式には「○○スカウト隊」と呼びます。単に「○○スカウト」と言った場合、その隊に属している人のことを意味することもあります)。小学校入学前から低学年までが「ビーバースカウト」、次の「カブスカウト」が小学校高学年まで、「ボーイスカウト」(組織全体もボーイスカウトというのでややこしいですね)が中学校を終わるくらいまで、そのあとが「ベンチャースカウト」、「ローバースカウト」となりますが、最後2つの間だけ上がる年齢に幅があり18〜20歳となっています。「ローバー」は何歳になってもそのままです。また、各隊の指導をする人を「リーダー」と呼びます。これは説明してきた「…スカウト」とは独立なものです。スカウトのままリーダーになった人の場合は「ローバースカウト」兼「リーダー」ということになるわけです。この他にも団の役職などいろいろありますが、いい加減長いのでやめておきます。興味のある方は日本連盟のHPをご覧になってください。(最後に私の例を挙げておくと…私は滋賀県に住んでいますが、京都の団なので、「京都連盟第○○団のローバー隊」に所属し、「ビーバー隊のリーダー」をしている、という形になります)

*2:キャンプで使う組み立て式のかまどです。言葉で説明しにくいので、知りたい方は検索などしてみてください(^^;