昨日のこと

時間割はバックナンバーを見ていただければ分かると思うので省略しますが、何はさておき5限の「宗教と平和」が始まりました。2週間ほど前に1度教室には行きましたが(笑)5限といっても大学のキャンパスとは違うところである授業なので、始まるのは18:20とかなり遅くなっています。いつも、家に着いてご飯を食べる頃には9時半を回ってしまいます。しかし、この授業にはそこまでしてわざわざ受けるだけの内容があると思うから行っているので、別に苦にはなりません。もともと食べる時間がずれ込んでもあまり気にならないたちですが。
で、授業内容ですが、「『平和』を達成するためにはどうすればよいかを考えるとき、重要な要素の1つとしてある『宗教』について学び、現在ある課題について考える」といったところでしょうか。さまざまな宗教の専門の先生方が交代で授業をされます。例えば「キリスト教と平和―1」、「イスラームと平和―1」といったふうです。この授業は「大学コンソーシアム京都」という事業の一環で行われているのですが、各大学が連携していて、毎回違う大学の先生が来られるからこそ出来ることですね。この「大学コンソーシアム京都」の制度では、完全に他大学の先生だけがされる授業でも履修できるものがあり、自分の大学ではまず学べないような学問を受けることもできます。さて、この授業は前にも書いたとおり、前期にあった「宗教と倫理」という科目の続編的な位置づけですが、おそらく「宗教と倫理」に比べて、現在実際に起こっていることに多く触れていくのだと思います。昨日の授業は概要的な、現在行われている争い(の多く)が何を原因としているか、というものでした。実は、何故かあまり集中して聴けなかったのですが、その中で印象に残っているのはハンチントンの「文明の衝突」という本でした。ハンチントンという名前は聞いたことがあるのですが、全く読んだことはないので、また読んでみたいと思っています。