忙しい1週間でした…と、だんだん1週間単位で書くことが当たり前のようになってきました(^^;いや、本当に忙しかったんですけど。今週から授業が授業が始まったので、そのことを合わせて*1書いていきます。

まずは、月曜日…

  1. 音楽の世界A
  2. (空き時間)
  3. 美術史(日本)
  4. 文学史

2回生からは、学部生しか受講できない専攻科目が多く取れるようになります。月曜日でいうと、3限の「美術史(日本)」・4限の「英文学史」がそれぞれ史学科・英文学科の専攻科目ですね。内容はもちろん少し専門的なものになり、学部生しか受講出来ないということで、受講人数は一般的に少なめになります…だからといって受講生の質が上がるかというとそうでも無いのが現実ですが(^^;
また、文学部の専攻科目は一般教養科目やその他多くの科目と違って、大宮というところにあるキャンパスで開講されることが多くなります。いや、実際はこの言い方は逆なのかもしれませんが…私の通っている大学では、一般教養科目や、語学の講義、それに多くの学部の専攻科目が行われるキャンパスが深草というところにあり、ここは現在大学の本拠地でもあるのですが、元々本拠地は大宮なんですね。私の大学の前身は本願寺の学寮…つまりお坊さんが教えを学ぶところでした。もちろん場所としては寺に隣接していたのだと思います。で、明治くらいになって大学という形になっていくわけですが、このときも場所は寺の傍に置かれました…これが今の大宮キャンパス(の前身)です。大学が大きくなるにしたがってキャンパスが増え*2、本拠地も深草に移されましたが、今でも文学部だけは本拠地を大宮に置いています。先生の研究室なんかも大宮にあります。「言い方が逆」というか…書いた意味を分かっていただけたでしょうか(笑)
「美術史(日本)」は縄文期から、近代に至るまでの日本の美術形式を、時系列に沿って見ていく、といった内容…まださわりの部分しかしていないので、詳しい内容についてはまだ未知数です。「英文学史」もまだ大して内容に入っていませんが、先生は面白そうだったので、次からに期待といったところでしょうか。1限の「音楽の世界A」はいわゆる一般教養科目ですが、これもなかなか面白そう…簡単な音楽理論と、日本の唱歌がメインです。声楽が専門の先生ということで実際に声を出すことが多くなりますが、1週間の初めに声を出すというのはなかなか良いのではないかと思います。

火曜日の時間割は…

  1. 哲学基礎演習Ⅱ
  2. (空き時間)
  3. 哲学購読(H)
  4. 英語ⅡA

1回生のとき色んな意味でみんなが苦しめられた基礎演習ですが(笑)、今年度は悪くないような気がします。前期のテキストはデカルトの「省察」…私は哲学科にいるくせにこういったテキストをほとんど読んだことが無いのですが、何かひとつとっかかりがないと、山ほどある哲学書の古典から自分で選んで読む、というのはなかなか簡単なことではありませんよね。いい加減読まないと、とは思っていても何から読み始めていいのか分からないですし…こういう授業でいくつかの古典に触れて、自分が面白いと思える本なり哲学者を見つけたいと思います。
「哲学購読(H)」のテキストはカントの「永遠平和のために」。カントは基礎演習の後期にも読むことになりますが、「永遠平和のために」という題名に惹かれたのでこの講義も取ることにしました。どういう講義になるのかは全く分かりませんが…
4限は外国語。1回生のときに決めた選択によって、英語・初修外国語どちらかの授業がこの時間に入ります。またその中でも、英語を受ける場合にはさらに選択があり、Reading,TOIEC,Listening and Speakingなどといった中から受けたいものを選び、受講することになります。私の選択したのはListening and Speaking…中高と6年間英語を受けてもなお、日本の学生はほとんど英語を話せないと言われますが、私もその例に違わずSpeakingはまるでだめなので、何かひとつくらい話せる外国語を持ちたいと思い、受けることにしました。もちろんこの授業を受けるだけでいきなり話せるようになるようにはならないでしょうが。
この日は今年度初めてのサークルがありました。この間にした、勧誘の成果が試されるということで、けっこう楽しみにして教室へ行ったのですが、もう少しで始まるという時間なっても誰も来ず(^^;新入生はもちろんそんなに早くから来ないと思いますが、サークルの人まで来ない…いつもは時間までに来ている人がいるので、少し不安になりましたが、サークルの人よりも先に新入生が来たので部屋は間違っていないようです(笑)部長にメールして来たということでしたが、サークルが始まる前から新入生が来るというのは、期待以上の展開だったのではないでしょうか。実際、この日は他にも何人か見学へ来てくれる新入生がいました。けっこうな経験者ぞろいということで、私のようにサークルへ入ってからギターを始めたような人間としては、教えることなんてもちろんありませんし、どちらかというと教えてもらいたいくらいでしたが(笑)金曜日のサークルではこの日以上に驚くような展開になります…
水曜日は授業が2つだけ…大宮で専攻科目を受けます。

  1. (空き時間…とは言わないか)
  2. 倫理学概論
  3. 哲学史(古代・中世)

「〜概論」という授業は「哲学概論」「倫理学概論」「宗教学概論」と哲学科に3つあって、哲学専攻の学生はそのうち1つを選択することが必須になっています。本当は「宗教学概論」を受けたかったのですが、これはサークルがある金曜日の6限ということで、これを受けるとサークルには行けなくなってしまうので、やめておきました。で、「哲学概論」と「倫理学概論」は時間的にはどちらも受けられたのですが、これは、哲学・倫理学といった括りよりも担当の先生で決めました…両方受けた友だちによると、私の選択は間違っていなかったようですね(笑)
哲学史(古代・中世)」は文字通り、時代ごとの思想や哲学家について学んでいくのですが…これはあまり面白く無さそうですね(^^;授業の進め方が少しまずい気がします。内容は興味があるのですが…
で、この日は大学が終わったあと、前に書いていたFourplayのライブへ行ってきました。結果から言うと…とても良かったです。Jazzのライブへ行くのは今回が初めてですが、こんなに楽しめたライブは今までに無かったですね。演奏技術はもちろん素晴らしいのですが、それ以上に聴かせる技がすごい…1時間半という少し短い時間でしたが、最初から最後まで目が離せないライブでした。あまりだらだらと感想を書いても、良さを伝えることは出来ないと思うのでやめておきますが、いや、本当に良かったです。そう頻繁に来日するわけではありませんし、金銭的にいっても何度も行けるライブではありませんが、もしあればまた行きたいライブのひとつになりました。
木曜日は授業が4つ…

  1. 現代思想
  2. (空き時間)
  3. ドイツ文学
  4. 宗教心理学
  5. 四人の女性哲学者と20世紀思想

改めてみると、なかなか哲学科らしい時間割ですね(笑)どの授業も、まだあまり本題には踏み込んでいないので、詳しいことは書けませんが(だんだん書くのが面倒くさくなってきた、というのもありますが・笑)、今回はとりあえず特徴的な授業だけ書いておきます。
3限の「ドイツ文学」は友だちに誘われて受けることにしたのですが、これがなかなか面白そうです。文学部にいる割に文学作品に疎い私なので*3、知らないことを学ぶという意味でも面白いのですが、それ以上に先生が楽しそうなんですよね。文学少女がそのまま大人になったような人で、作品が好きなのがとても伝わってきますし、聴いている側としてもその作品を読みたくなります。次回から読み始めるのはシュトルムという作家の「みずうみ」という作品…まだ買っていませんが、読むのが楽しみです。
5限の、異様に長い名前*4の授業はキャンパスプラザで開講される、同志社の授業です。昨年キャンパスプラザで授業を受けて、あの場所で受けるということ自体がなかなか良かったので、今回も取ろうということになりました。チェーンレクチャーで担当される先生は何人かおられるのですが、そのほとんどは女性です…女性の哲学者というのも少ないですし、哲学で女性の先生が講義をするというのもあまり知らないので、それだけでもなかなか新鮮ですね。また内容については本題に入ってから書いていきます。
やっと金曜日ですね(^^;

  1. (授業なし)
  2. 古典文学講読(C)
  3. (空き時間)
  4. 英語ⅡC

バラバラに2つだけ…しかも2限は大宮、4限は深草と場所もバラバラです。
2限の「古典文学講読(C)」は宇治拾遺物語がテキスト。これまた疎い私ですが(笑)、それだけに新鮮さもあって面白かったですね。初回は、ある説話について今昔物語集との比較をされたのですが、そういう見方もあるのか、と思うことばかりでした。
4限の「英語ⅡC」は、火曜日の「ⅡA」と違い総合的な内容、選択ではありません。テキスト自体はそれほど難しくなさそうですが、予習などすることは多そうですね…
4限の後はサークル、2回目ですね。火曜日に来てくれた新入生に加えて、また新たに見学者が…女性だけで11人も来ました。うちのサークル元々女性が少なかったサークルで、今の4回生は2人、3回生は1人しか女性がいません。去年、新入生(今の2回生です)で女性が5人入っただけでもかなり珍しかったのに、1日の女性の見学が11人というともう前代未聞ですね。もちろん全員入ってもらえるかは分かりませんが、かなりサークルの雰囲気は変わるのかもしれません。今までは、女性が数人来ないだけで男ばかりのサークルになっていましたから(笑)

*1:追記:書き終わって読み返してみると、むしろそのことがメインになっていますね(^^;

*2:今は大宮・深草の他に、瀬田というところにもキャンパスがあります。

*3:そんなことばかり言ってる気もしますが(^^;

*4:実はこれにはさらに「-戦争、エロス、生命の尊厳、そして死」という副題が付きます。