寝る前に…

お正月ということで、いろいろイベント事が重なることもあるかと思いますが、楽しい反面、普段とは違う生活というのはやはり疲れも出るものです。そんな一日を終えるときに、落ち着かせてくれる何かを持っていると、気持ちも楽になっていくように思います。
今日紹介するのは、私がそういう一日の締めくくりに聴きたい曲の1つです。実家や田舎へ帰って気を使ったり、新年会で騒いだあとちょっとむなしくなったり…そんなときに5分・10分の時間で聴いてみていただければ、と思います。
月のワルツ諫山実生

  1. 月のワルツ
  2. 坂道

見てのとおり諫山実生という人のシングルです。表題曲の「月のワルツ」はNHK「みんなのうた」で流れていた曲なので、それでご存知の方もおられるかもしれません。
題名の通りワルツの形式を持った曲になっています。POPS(とこの曲を呼んでいいのか分かりませんが)の曲でワルツ形式というのはあまり聴きませんが、この曲に関していえば詩の世界観ととても合っているように思います。詩は―「みんなのうた」で流れるものとしては少し抽象的なようにも思いますが―物語になっています。作詞は湯川れい子という方です。作詞の世界では有名な方のようですが、私はあまり詳しくないので、詳しくははてなダイアリーのキーワードをご覧ください(笑)物語の内容は聴いてのお楽しみ、ということにしておきますが、現実から少し離れた世界に興じているようなこの歌詞は子ども、大人問わず楽しめると思います。
「坂道」はうって変わって、どこか懐かしい感じ。歌詞・曲ともに、ありきたりとも言えるものですが、それだけでは言い切れないようにも思います。変にひねっていないシンプルなのがいいとか、言葉遊びのようなところがいいとか…後付けの理由をいくら言っても何か自分が思っていることと何か違います。(何の紹介にもなっていませんが)私の琴線に触れるものがあったというそれだけのことなのかもしれません。
これを聴いて寝られなくなることも無いと思うので(笑)疲れている方は一度聴いてみませんか。